昔の話をすこしだけ② 2024-02-29
あの頃(1993年)と今の吉祥寺で、個人的に一番変わってしまったと思うのは『書店』です。
この本の索引に出ている書店の大半がなくなってしまいました。
この地図は当時の吉祥寺大通りのもの。通りの両脇には確かに多くの金融機関がありました。(『興銀』も『長銀』も当時の吉祥寺にはありました。)
吉祥寺大通りとJRの高架がぶつかる手前の角、今はセブンイレブンになっている辺りに確かに『吉祥寺書店』はありました。場所柄を反映してか『東洋経済』や『ダイヤモンド』といった経済誌が充実していたことを憶えています。五日市街道沿いにあった『拓方堂』や『修文堂』、中道通りの奥の方にあった『平野書店』や『ブックスひまわり』。南口をでてすぐの所にあった僕と君の待ち合わせ場所『ブックスいずみ』。
パルコの地下にあった『パルコブックセンター』。全てなくなってしまいました。
紙媒体から電子媒体に時代が移行していったのも事実だけれど、書店はその街の民度や秩序の高さと深くリンクするものだと思う。あの頃がやはり少し懐かしいですね。
29件中1件目の記事を紹介しています。 次の記事へ