ちょっと堅いお話 2021-03-31
3月の最後は少し堅いおはなし。
吉祥寺でもそうですが、町の本屋さん(書店)の閉店が相次いでいます。
この東西堂さん。神保町の大通りに面した場所で80年以上営業していたのに閉店となったようです。
何か新しいことを始めるのも難しいことですが、始めたことを長年継続させることはもっと難しいと思います。
コロナも要因の一つですが、『新刊書店業界の長期低落』という要因が大きいのが気がかりです。
僕が高校生くらいの頃までは、本当にしっかりと堅い小説が売れていたように思う。今は、『アイドルや芸能人が書いた』といった話題性だけで小説が売れ、ベストセラーになるのは漫画だけ・・・といった状況ではないのかな?
大型書店も文具販売の比重を上げたりして生き残りに必死な感じがしています。
旅行業界や飲食業界に支援するより、日本の文化を維持するための支援をもう少し充実させることを行政は考えるべきではないでしょうか。
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