君といた場所⑩ 2017-03-01
ねぇ、憶えているかい? このお店で、君と僕の家族あわせをやったんだよ。
妙に暑い6月の一日だった。例によって仕事から上手く抜けられなかった僕は、蒸し暑い中、大汗をかきながら、駅からここまで背広姿で走っていったのを憶えている。
あの日から少しして、僕と君は一緒に思い出を沢山、この街で積み重ねていった。
いつでも、この街が僕たちの起点であり終点だったように思う。
もう一度、君と夕暮れのこの街を歩いてみたい。
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