僕が少年時代を過ごした北町の並木の桜も咲き始めました。
この小路には沢山の思い出があるし、中高生時代を過ごした場所だから、『吉祥寺らしいもの』が好きな僕の価値観が作られた原点なんだと思う。少し不器用で、多くの人の目に触れることはないけれど、何故か気になって、いつまでも長続きしているような、そんなアイテムやお店が僕の感じる『吉祥寺らしさ』なんだと思ってしまう。
僕はきっといつまでも、熊さんのぬいぐるみがシャボン玉を吹き、『４匹のねこ』さんみたいな落ち着いた花屋さんがある、そんなこの街にいつづけるんだろう。