| 少しだけ延長戦① | 2024-03-06 | |
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もう昔話はやめる予定だったけれど、少しだけ延長戦。 あの頃の吉祥寺と今の吉祥寺、大きく変わったのは書店だけでなく喫茶店もそうだと思う。 吉祥寺には一種独特な『喫茶店文化』があったと思う。30年前、コーヒーを頼んで、少しゆっくりと文庫本のページをめくったり、わざわざ喫茶店でモーニングを食べながら、今日一日の遊びの予定を相談したり、といったゆっくりとした時間の流れと、今よりも穏やかで優しい人間関係が喫茶店をベースに築かれていたように思う。南口にあった『えとせとら』『シェモア』『ボア』、チェーン店だったけど落ちついていた『ぽえむ』、君が大好きだった東急裏の『ドマン』。みんな21世紀になるかならないかといった時期になくなってしまった。 今でも残っているのはあの頃でも少し敷居の高かった『ゆりあぺむべる』や『くぐつ草』辺りだなぁ。 今はきっとみんな喫茶店の席についても、すぐスマホでポチポチとやり始めるんだろう。 スマホは確かに便利だけれど、人と人との距離を遠くして、距離が遠いがゆえに冷たくやや攻撃的な人間関係を作ってしまっているんだと思う。一度、みんなスマホを置いてあの懐かしい喫茶店でゆっくりとした時間をすごしてみたらどうだろう。少し穏やかな気持ちを取り戻せると思うのだけど。 |
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